受験勉強をしていると、
「もっと難しい問題を解けるようになりたい。」
「新しい参考書を買った方が成績が上がるかもしれない。」
そんな気持ちになることがあります。
もちろん、挑戦する姿勢は大切です。
しかし、実際に成績が伸びる生徒には、ある共通点があります。
それは、
「できる問題」を着実に増やしていることです。
例えば英単語。
100個覚えたつもりでも、翌日にテストをすると半分しか書けない。
数学でも、解説を読めば理解できるのに、何も見ずに解こうとすると手が止まる。
これは「分かった」で終わっていて、「できる」にはなっていない状態です。
そこで必要になるのがアウトプットです。
問題を解く。
人に説明する。
白紙から解き直す。
時間を測ってテスト形式で取り組む。
知識は使って初めて、自分の力になります。
そして、アウトプットを増やすためにおすすめなのが、
同じ参考書を何周も繰り返すこと。
「もう一冊買った方がいいですか?」
と聞かれることがありますが、多くの場合、答えはまだ早いです。
1周目は「理解する」。
2周目は「思い出せるようにする」。
3周目、4周目になると、「迷わず解ける」問題がどんどん増えていきます。
成績が伸びる生徒ほど、何冊も手を出すのではなく、
1冊を完璧に近づけることを大切にしています。
一方で、難しい問題ばかりに時間をかけてしまうと、
基礎・標準問題がおろそかになることがあります。
しかし、入試で合否を分けるのは、
「解ける問題を確実に得点する力」です。
難問を1問解けるようになるよりも、
標準問題を10問確実に正解できるようになる方が、
結果として点数は大きく伸びることも少なくありません。
ポールスター下関校でも、授業を受けて終わりではなく、
演習をして、間違えた問題を解き直し、もう一度挑戦する。
このアウトプットの積み重ねを大切にしています。
「分かる」を「できる」に変える。
そのためには、新しい問題を増やすことよりも、同じ問題を何度も解き、
「できる問題」を増やしていくことが何より重要です。
夏休みまであと少し。
新しい参考書を買う前に、まずは今使っている一冊をもう一度開いてみてください。
「この問題は絶対に解ける。」
そう言える問題を一つずつ増やしていくこと。
その積み重ねが、夏休み明けの大きな成長につながります。







