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赤シートだけで満足してない?

英単語や社会の用語を覚えるとき、赤シートを使って勉強している人は多いと思います。

とても便利な勉強道具ですし、私も高校時代よく使っていました。

ただ、一つだけ気を付けてほしいことがあります。

それは、「赤シートを使っているだけ」で満足してしまっていないかということです。

もちろん、勉強法に絶対の正解はありません。

人によって覚えやすい方法は違いますし、

自分に合ったやり方を見つけることが一番大切です。

今回紹介する方法も、あくまで一つの考え方として参考にしてみてください。

 

〇「見た」と「覚えた」は違う

例えば英単語帳を開いて、赤シートで日本語を隠します。

increase…増加する。」

provide…提供する。」

このように何十回も見ていると、「なんとなく覚えた気」がしてきます。

でも、単語帳を閉じて何も見ない状態で、

「『増加する』って英語で何だったっけ?」

と聞かれると、意外と出てこないことはありませんか?

これは決して珍しいことではありません。

人の脳は、「見た情報」よりも、

「思い出そうとした情報」の方が記憶に残りやすいと言われています。

つまり、勉強で大切なのは見る回数ではなく、思い出す回数なのです。

 

〇「思い出す勉強」を増やそう

おすすめなのは、自分の頭から答えを引き出す勉強です。

例えば、

・単語を見て意味を答える。

・意味を見て英単語を答える。

・何も見ずに紙へ書いてみる。

・家族や友達に問題を出してもらう。

どれも共通しているのは、「答えを見る」のではなく、「答えを思い出す」ということです。

最初はなかなか思い出せず、時間がかかるかもしれません。

ですが、その「思い出そうとしている時間」こそが、記憶を強くしてくれます。

 

〇間違えることは悪いことじゃない

「思い出す勉強」をすると、意外と答えられない問題がたくさん出てきます。

 

すると、

「全然覚えられてない…。」

と落ち込む人もいます。

でも、それで大丈夫です。

むしろ、覚えていないことに気付けたことが大きな収穫です。

テスト本番で思い出せないより、家で思い出せなかった方がずっと良いですよね。

勉強は、「できることを確認する」のではなく、

「できないことを見つけてできるようにする」ためにあります。

 

〇赤シートは悪者じゃない

誤解してほしくないのは、赤シートが悪いわけではありません。

赤シートはとても便利な道具です。

ただ、使い方が大切です。

答えを眺めるだけで終わるのではなく、

「本当に何も見ずに答えられるかな?」

と自分に問いかけながら使ってみてください。

それだけでも勉強の質は大きく変わります。

 

〇今日からできること

今日の勉強から、一つだけ意識してみてください。

「見る時間」を増やすのではなく、「思い出す回数」を増やす。

たったそれだけです。

勉強時間が同じでも、やり方が変われば結果も変わります。

「頑張っているのに覚えられない」と感じている人は、一度勉強法を見直してみてください。

自分に合った方法を見つけながら、「思い出す勉強」もぜひ取り入れてみてください。

 

きっと今までより、「覚えられる!」という実感が増えてくるはずです。